電装盤パネルなどの大きな鈑金加工品の平面塗装をしているのですが、繊維ゴミやブツなどによる塗装不良が多発して困っています。できるだけクリーン対策品を使用するようにしていますが、あまり効果を感じません。塗装不良はすべて塗り直し。もう手間がかかって、ほとほと困り果てています。なんとかなりませんか? 助けてぇ〜、3Cラボ〜!!, ゴミブツ不良は、様々な原因で発生した粗大粒子(糸ゴミ、砂、皮膚片、塗料ミスト等)が塗装面に付くことにより発生します。不良原因になる粗大粒子の大きさは、塗装膜厚にもよりますが、約10μm程度で、通常目で見ることはできません。しかし、塗装前や塗装中にこれらの粗大粒子が付着した上に塗料を重ねてしまうと、もともとの粗大粒子より約3倍もの大きさのブツブツになってしまうのです。, お客さまからゴミブツ不良対策の相談をいただき塗装現場に伺うと、何らかの対策が施されています。なのに塗装不良が減らない・・・その理由のひとつに「対策していない箇所がゴミブツ不良の発生源」となっているケースが多いのです。, 塗装ブースはいわゆる局所排気装置です。どんどんブース前の空気を吸い、屋外へ排出しています。そのため塗装ブース周辺の空気がブース方向へ気流(風)となって集まってくるのです。なんとなく風を感じることがあると思いますが、どんなふうに気流が流れているかわかっていないことが多いのではないでしょうか?, もしも風上に粗大粒子を多く発生させる場所や、ホコリ等が堆積している場所があれば、現場だけ対策しても意味がありません。そのためにはブース周辺の気流を知ることが必要になります。, 気流の流れを知るための装置もありますが、大まかに気流を知るだけであれば、格安で簡単にできる方法があります。それが「ピロピロ吹き流し棒(ピロピロ棒)」です。構造はいたって簡単で、棒の先端に薄いフィルム状のものを取り付けただけです。すごく簡単なものですが、これが効果的なのです。この「ピロピロ棒」を持ってあちこち見て回ることでいろいろなことがわかります。, まず確認してほしいのが「塗装室の出入口」です。塗装室の外から影響を受けているかどうかがわかります。気流確認の方法は、塗装ブースを稼働させ出入り口の開口部に「吹流し棒」をかざしてください。風が塗装室内に流れ込んでいる場合は、吹流しが塗装室側に引っ張られます。吸気装置を付けていない場合、ほぼ室内側に引っ張られているはずです。その場合塗装室外にも不良の発生原因がある可能性が高いです。そのまま風上を探っていってください、そこに原因となる作業や物があるはずです。, 気流を見える化(気流可視化)をするには、他に「見える化ライト」や、気流確認用の発煙管、ミストトレーサー(ミスト発生装置)等がを使うと、さらに詳しく調べることができます。特に「見える化ライト」を使って、「そこが本当に発生源であるかどうか」を確認すれば、より正確を期すことができます。詳しくはまた別の機会にご説明します。. 塗装業の人に質問です。 塗装界最強の敵、ゴミブツについてです。 今までどんな対策をとり効果を得られましたか? うちはライン作業なのでエアーシャワー、ロボット、長いブースに空調 塗装ブースを自作する方が注目するのは排気のことばかりで、100%の方が「吸気」を忘れています。自動車やバイクに喩えれば、排気効率の良いマフラーを装備しても、キャブレターやインジェクションからの吸気が追いつかなければパワーアップは実現しません。 排水溝から下水の臭いが逆流している事例もありました。, またエアコンの近くに換気扇があるため、部屋の空調が効いていない事例も 塗装工場で永遠に尽きることがないのがゴミブツ対策だ。そうした現場で湯澤智氏は"クリーン化技術コンサルティング"として活躍している。本紙連載中の「『見える化』で進める異物不良対策」は塗装工場の規模に関わらず実践的な内容と好評を博している。 製造現場での静電気について基礎からまとめました。|静電気不良対策|異物付着対策|不良・歩留まり低減|ゴミ・ホコリ除去|除塵対策|のための情報です。 確かに塗装ブース内のクリーン度だけを考えればこれも正解ですが、その前後工程の汚染による副作用は忘れた頃に確実に現れます。 気流関連の対策に限った話ではありませんが、改善というのはどうしてもこうした副作用も含めたトライ&エラーの繰り返しという側面があります。 配信させていただいております。 ブース内の静電気対策! 塗装ブースの内壁に施工するだけ。 片開きタイプとシングル巻きタイプの 2種類。 無風のイオンくうかん(静電気の無い空間)を構成します。 工場・施設内の異物混入対策に防虫エアカーテン。フマキラー社のウルトラベープproがエアカーテンにより開口部に行き渡り防虫!有効成分がエアカーテンを中心に半径3メートルに拡散し、虫の寄りつきにくい忌避エリアを構築します。 このメールは、現在ならびに今までお取引いただいたお客様、 それは、工場の天井についている排気ファンで工場内の熱や雰囲気を 塗装工程で表面のブツ・ケバは塗装不良の原因になります。塗装前に表面をクリーニングするドライ洗浄装置をご紹介します。非接触クリーナ・co2スノードライ洗浄・異物を吸引除去するクリーナーまで一 … 塗装現場におけるゴミ・異物対策 「見える化」から数値管理で不良低減 技術相談室 塗装・塗料、洗浄不良や生産環境のクリーン化技術まで、現場のお困りごとを解決します!現場改善ノウハウや自社ラボを活用した各種実験、業界の最新情報まで、業界のスペシャリスト集団にお任せください。 少しずつ読者が増えており、改めまして御礼申し上げます。. たとえば溶接工程は風下で、塗装工程は風上でしょう。, 街中のレストランでも、厨房で排気しているのに給気がないため 手動で調整する形になると思います。, ぜひ皆さんの製造現場でも、工場全体とブースの給排気バランスを観察して 排気量に対して給気量が少ない場合、塗装ブースにほこりが侵入します。 大型塗装ブースの価格をローコストで導入するなら吉田工業にお任せください。 被塗物別の直行率 調査実績の多い自動車用部品塗装ラインにおいて、被塗 物や塗装方法の違いによる直行率と修正して出荷される比 率を図1に示す。この図から、大型部品を塗装するライン クリーンブースと加湿の効果について考える: 相対湿度40%で静電気対策が可能 相対湿度で40%以上であれば、物質の表面に水の連続した膜が出来るため、表面抵抗値が下がります。よって、絶縁物であっても静電気は表面から拡散され逃げ易くなります。 ゴミブツ不良対策 技術相談室 塗装・塗料、洗浄不良や生産環境のクリーン化技術まで、現場のお困りごとを解決します!現場改善ノウハウや自社ラボを活用した各種実験、業界の最新情報まで、業界のスペシャリスト集団にお任せください。 株式会社メイテック公式サイト。自動車メーカーや精密機器メーカー等の工場の作業環境と製品の浄化、保護のために粉塵やダストを排除する機能製品、省人省力化の製品を開発、提供しています。 外気が工場内に吸い込まれてドアに圧力がかかって開きにくくなる現象です。, このような工場では、開口部から屋外のほこりが常に工場内に侵入し、 ゴミほこりの影響を排除していきましょう。, 今回が第13号のメルマガ配信ですが123名の皆様に 昭和63年(1988年)石見の国、島根県の西端益田市で、役員をはじめ全員が「開発・設計・ 営業・工務」の多能力を担う、 「プレイング エンジニア」に徹した『クリーン塗装システム』の専 門メーカーとして創業。 塗装時(吹き付け)時に一番多い悩みと言えばゴミ(ブツ)の付着であろう。「ブースがあれば付かないんだけどなぁ」などと言う人がいる。実際にその発言をしている人は最… 塗装作業を行う場所が乾燥していると、静電気でホコリやゴミが付着し、品質に大きな影響を与えます。また塗料として有機溶剤を用いる場合は、静電気による引火や爆発の危険性もあります。静電気防止には、加湿は最も有効な手段のひとつです。 排出しているのに、それに合う量の給気がなされていないからです。, クリーン環境や暑熱対策が必要な製造工程では、見過ごされがちな工場建屋の給気についても ・排気量のバランスを取り、塗装ブースをプラス圧にする。 ・ブース内圧が負庄の場合は、吸気装置を用意し、フィルターを介して吸気する。 ・攪拌回数、液の流れ方向を調整する。 ・同上 ・上記a項参照 確認方法 及び使用機器: 目視 対策商品 開けにくかったことがありませんか?, これは工場全体が負圧になっているため、ドアを開けたときに ペーパーがけは塗装ブースの前でやります。塗装の乾燥待ち中に別のキットのペーパーがけをする場合などは、塗装ブース前を霧吹きで散水することで、埃対策とします。 無料のサポートメールです。, 皆さんは他社の工場を見学したときに、外開きのドアにちからが掛かって Copyright © NCC Co.,Ltd. 【リボルト新潟】車内コーティング(抗菌・抗ウイルス・防カビ・防汚・voc除去・消臭・忌避効果)致します。自己反応性のコーティング成分だから24時間365日効果を発揮します。 大型塗装ブースをローコストで導入! 塗装ブースに関する施工事例 大型製品加工の作業環境に関する施工事例 臭い(有機溶剤)の排気に関する施工事例 製品に埃が付くに関する施工事例. 空気のキレイなレベルを清浄度(クラス)といって、清浄度(クラス)の示す尺度として単位体積に含まれる粒子の数で表現するのが一般的です。 クリーンルームにおける空気清浄度を表す規格は国際統一規格であるiso規格に移行されています。 All Rights Reserved. 電装盤パネルなどの大きな鈑金加工品の平面塗装をしているのですが、繊維ゴミやブツなどによる塗装不良が多発して困っています。できるだけクリーン対策品を使用するようにしていますが、あまり効果を感じません。塗装不良はすべて塗り直し。もう手間がかかって、ほとほと困り果てています。なんとかなりませんか? 助けてぇ〜、3Cラボ〜!! つまり、塗装ブースがゴミの集塵機になっているわけです。, 最新の塗装設備では、塗装ブースもセッティングゾーンも給排気がおこなわれ、 ごあいさつ . ② 塗装機器の洗浄方法見直し 脱溶剤の可能性 ① 塗装方法、塗り方の工夫 塗着効率up、シンナー削減 2009年6月18日第1回voc対策セミナー『ecoでコスト削減!』 工業塗装高度化協議会環境技術分科会のアプローチ 2011年6月15日第2回塗装と環境セミナー 塗装不良の原因になるゴミ・ブツ対策として、当社の塗装ブースの清掃・メンテナンスの様子や対策アイテムについてご紹介いたします。不良率が上がった、要求されている仕上がりがクリアできなくなってきた、対策方法が分からないなど、最近多くのご相談が寄せられております。 キュービック塗装ブースの特長として業界トップクラス22枚(2層構造)のフィルターがついています。 この工夫からミストの捕集面積が他社メーカーのブースよりもはるかに多く、メンテナンスの頻度も少なくてすみます。 塗装方法は図5に示すように進歩してきました。明治維新の頃、塗料は漆や乾性油、ボイル油をベースに顔料を混ぜた油性調合ペイント(洋式ペイント)がほとんどでした。これは、乾燥に時間がかかるため、はけとヘラがあれば塗ることができます。 1950年代に入ると、ニトロセルロースラッカーが出現 … 装ブースで自動塗装機により塗装が行なわれるが、立体形 状物の場合には温度管理された小型ブースで人によりスプ レー塗装をされる場合が多い。今回はこのような小型ブース の塗装環境の改善を行なった … 工場内部が負圧になっていることがシャッターを見れば分かります。, このような現象はなぜ起きるのでしょうか? 対策; ブツ(ごみ) 空気中のゴミ・埃がウェットな塗膜に付着した場合。 塗料を十分に攪拌せずに使用した場合。 不適当な溶剤で希釈した場合; 塗装現場は清潔にし、足場は水にぬらし埃がたたない様にする。 被塗物もエアブローで除去する。 の発生源や誘発要因、対策事例について説明する。 2. でも、ビンボー人なので、清浄機や塗装ブースなどは高いからヤダ。使ったことないから、どのぐらい効果があるか定かでないし・・・ てことで、私が日頃行っている、お金をかけないホコリ対策をご紹介。 (1)部屋・作業机をこまめに掃除する あたりまえ。 玄関のドアから寒い風がいつも吹き込んでいる事例がありました。, さらに悪い事例としては、玄関の扉が引き戸の場合、引き戸から外気が吹き込めないので 工場や倉庫の間仕切りとして、埃(ほこり)や塵(ちり)が入らないような場所の確保したい; 工場の作業場スペースで空調を効率化・省エネ対策をしたい; 工場や倉庫の温度調節・温度管理をしたい; 車を入れることが可能な自動車用の塗装ブースが欲しい 気流を考えて、給気と排気の位置を決める必要があります。 目にすることがあります。, 塗装工程の場合も、前記の工場全体の給排気バランスと同じことが言えます。 工場建設時から配慮しなくてはならないということです。, その給気の場所は、熱を排出するならばその熱が効率的に排出されるように およびメルマガのご登録をいただいたお客様への 同様に、クリーン環境を維持するためには、発塵源を風下にして給気と排気の位置を 塗装工程の場合も、前記の工場全体の給排気バランスと同じことが言えます。 排気量に対して給気量が少ない場合、塗装ブースにほこりが侵入します。 つまり、塗装ブースがゴミの集塵機になっているわけ … センサーで給排気バランスを検知して給気量と排気量を自動調整しています。, しかしほとんどの製造現場では、目視で入口の給排気バランスを観察し、 考えましょう。 塗装ブースが集塵装置になってしまいます。 塗装ブースの前に除塵工程を設けている場合も、 除塵工程のクリーン度や除塵後から塗装ブースまでの区間のクリーン度が劣る場合は、 除塵の効果は得られません。 まさに、「木を見て、森を見ず」です。 工場内をクリーンに保つことはできません。, ドアを開けなくても、資材搬入口の電動シャッターが内側にへこんでいるので その対策にもビニールブースは活躍できます。 発生源のある作業場所をビニールブースで覆い隔離しましょう。 ビニールブースに使用する生地には物理的な遮断だけでなく防音効果のあるものや、溶接によるアーク光をカットする機能を持った生地があり用途により選択することができます。 簡単に塗装スタンドを埃 ... 【総重量400kg】46万円の塗装ブースを自宅に設置してみた! ... 塗装時の失敗での対策方 (塗装を剥がす!